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- 急にカリカリのドライフードを食べなくなった
- 同じフードにあきてしまったのかな?
- どこか体の調子が悪いのかな?
これまでガツガツと猫ちゃんがご飯を食べてくれていたのに、食べてくれなくなると心配しますよね。
病気になったのか、ごはんに飽きただけなのかは猫ちゃんをよく観察していないとわからないことです。しっかりと猫ちゃんのご飯の食べ方を観察することで猫ちゃんのことを理解することができます。
ですが万が一、猫ちゃんが病気でご飯が食べられなくなってしまっていたというときは早急に動物病院で受診をしなければいけないこともあります。逆に必ずしも体調が悪いとは限りません。
今回は、猫ちゃんがなぜご飯を食べなくなってしまったのかの理由となる原因と対処法と食べないときに試してみてほしい裏技について紹介します。
最期まで記事をしっかりと読んで、大切な猫ちゃんがまた美味しそうにご飯を食べてくれるよう参考にしてください。
目次
猫ちゃんがドライフードを食べない理由
ドライフード(カリカリ)を食べなくなってしまった理由は大きく4つあります。
ドライフードに飽きた
猫ちゃんは単独で狩りをする動物です。
いつでも素早く動けるようにするため胃が小さく、一度にたくさんの食べ物を摂取しません。
なので、余計なものでおなかを満たさないように、必要な栄養素を見極める能力が備わっているため同じものを長期的に食べていると食べ飽きてしまうのです。
フードを長時間食器に入れて放置していませんか?
猫ちゃんは、上記でもお伝えしたようにいつでも狩りができるように、おなかをいっぱいにはしないようこまめに食事をとります。
そのため、何度も食べていると唾液でフードがふやけてしまい味がおちてしまうので、猫ちゃんは「これはもうおいしくない!」と感じ、最終的に食べなくなってしまいます。
好みではないフードを与えてしまっている
最初はお腹がすいていたり興味本位で食べてみるのですが、食べてみると猫ちゃんは
「これ、味も匂いも好きじゃないかも…」とわかると突然食べなくなり、その後も口をつけてくれなくなります。
これは経験上ですが、嗜好性が高い!といわれるフードも匂いを嗅いでから「違う!」という顔をして一切食べなかったこともあります。
また、ドライフードが苦手な猫ちゃんもいます。
体調が悪くて食べられない
猫ちゃんは野生の本能で体調不良を隠そうとする動物です。
なので、猫ちゃんがご飯を食べないというのは重要な判断材料となります。
まずは、猫ちゃんお口にトラブルがありませんか?
- 歯のかみ合わせが悪くて食べにくい
- 口の中に炎症を起こしている
口内炎のときは口の中の粘膜が赤く腫れてただれます。
歯周病だと歯が汚れていたり、歯石がついています。
口の中をチェックするのは難しいこともあるので猫ちゃんの口臭、よだれが多く出ていないかチェックしてみましょう。
どれも当てはまるようであれば、お口のトラブルが起きている可能性が高いです。
こういったときは、ドライフードを与えていても食べてはくれないのでドライフード以外のフードを検討することをお勧めします。
次に、おなかの調子が悪い場合です。
- 嘔吐や下痢がひどい
- 血尿が出ている
- ぐったりとしている
- 目に見えて体調不良がわかる
こういったときは、早急に動物病院へ受診してください。
慢性的に胃腸が悪くなると体重も減り、毛艶もなくなります。
そして、悪化してしまうと脱水症状を起こして命にかかわることもあるので迅速に対応しなければいけません。
その場合は、ドライフードだと胃腸を刺激してしまうので、缶詰やパウチのウェットタイプのフードを試してみましょう。脱水がひどい場合は動物病院で点滴を受けます。
血尿やぐったりしているとなると、腎臓病や膀胱炎が疑われます。トイレの猫砂のかたまりやおしっこについてもしっかり観察してください。
ごはんもお水も摂れない状態になるため、必ず動物病院へ受診してください。
猫ちゃんは1回食事を抜いたくらいでは、栄養不足になることはありませんが心配なときは食事の回数・空腹が続いている時間をチェックするようにしましょう。
子猫ちゃんは12時間、成猫は24時間連続で何も食べていない場合は、動物病院へ受診の目安となります。
体調不良に応じた対策をおこなうことで猫ちゃんの命を守ることにつながります。
ドライフードを食べないときの対策方法は?
猫ちゃんは警戒心が高い動物なので、ちょっとしたことがストレスになってご飯を食べなくなってしまう傾向があります。
猫ちゃんが食べてくれないのはやはり心配してしまいますよね。
- 人肌に温めてみる
- 食器を変えてみる
- フードの食感・粒の大きさなどを変えてみる
- ごはんの置き場所とタイミングを変えてみる
- ごはんの保存方法を変えてみる
これらについて、解説していきます。
人肌に温めてみる
猫ちゃんは40度前後のフードを好みます。ウェットタイプのフードをレンジで温めると匂いも立ち、風味もよくなるので嗅覚の猫ちゃんの嗜好性が上がります。
また、ドライフードも電子レンジで加熱することが可能です。
ですが、温めすぎには要注意です!やけどの原因になってしまいます。
37~38℃程度(人肌より少し暖かめ)に温めて与えてみましょう。
食器を変えてみましょう
今使っている食器はどんな食器ですか?
かわいい食器などデザインで選んでいたりしませんか?かわいい食器にご飯が盛られていると美味しそうに見えますよね。
猫ちゃんにも好みがあります!材質は陶器やステンレスが好みです。
プラスチック製のものは匂いが移りやすく、汚れやすいので衛生面でもあまりお勧めできません。
また、猫ちゃんの大事なヒゲがお皿にあたることを嫌がる子も多いです。
食器の形は、口が広くて底が浅いもので少し高さのある食器を使用しましょう。
高齢になると頭を下げた状態で食べるのがつらくなるので、無理のない体制で食べられるようにしてあげましょう。
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フードの食感・粒の大きさを変えてみる
「この子はこれしか食べないの」と思っているあなた!
猫ちゃんの好みは年齢とともに変化しますよ。なかにはずっと同じものを食べ続ける猫ちゃんもいますが、これまで食べていたフードを食べなくなったときは違う食感のフードを試してみてください。
- ドライフードをお湯でふやかしてみる
- 猫用のふりかけをトッピングしてみる
- ドライを食べなくなったならウェットフードを試してみる
または、フードが猫ちゃんのお口の大きさに粒が合っていない場合もあります。
小粒が食べやすい子、大粒が好きな子もいるのでフードの形状にも変化をつけてみるとよいでしょう。
ただし、ペットショップでこれがいいかな?といきなり大袋を購入しても、猫ちゃんは食べてくれないことも多くあります。
そんなときは、ペットショップの店員さんにフードの食いつきが悪いことを相談するとサンプルをもらえることもあります。
または、通販サイトでもフードサンプルを販売していることもあるので取り寄せて愛猫に合ったフードを見つけることもできます。
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ごはんの置き場所とタイミングを変えてみる
トイレの近くでごはんは食べたくないですよね。
それは猫ちゃんも同じなのです。
なので、ごはんの置き場所はトイレから離れたところにおいてあげましょう。
器が2つ並んでごはんとお水を置けるタイプの食器もよく見られますが、猫ちゃんは野生の本能で水の近くの獲物は腐っていると判断するので、お水とも離してあげる工夫もしてみましょう。
食事の後の食器は毎回きれいに洗いましょう。
また、猫ちゃんへご飯をあげるタイミングとしては身体を動かしたあとが適しています。
人間も動いたあとの食事がとってもおいしく感じ、モリモリ食べられますよね。
すべての猫ちゃんがそうとは限りませんが、しっかり遊んだあとの方が食事量が増える猫ちゃんもいますよ。
ごはんの保存方法を見直してみる
猫ちゃんは嗅覚が優れた動物です。ドライフードに含まれている脂肪分が少しでも酸化すると風味が変わって、食べなくなってしまうことも。
夏場はとくに油分が多いフードは風味が落ちやすくなります。
ごはんはできるだけ直射日光を避け、湿気の少ない冷暗所に保管しましょう。
または、少し手間ではありますが小分けになったフードを購入する。
小袋だとすぐ使う分だけ開封でき、酸化を防ぐことができます。
まとめ
いかがでしたか?猫ちゃんがごはんを食べなくなってしまったときの原因と対処法を簡単にまとめると
- ごはんの味に飽きてしまった
- 猫ちゃんに合っていないフードを選んでいる
- フードを長時間放置している
- 病気になっているのかも
これらが大きな原因で食べなくなってしまっているのかもしれません。なので、
- ごはんを数秒、レンチンして人肌ぐらいに温めてみる
- 粒の大きさを変えてみる
- ごはんをあたえるタイミングも見直してみる
- 食器をひげがあたらない広めで浅く高さのあるものに変える
- ご飯の保存方法を見直す
でひ、上記の方法を試してみてくださいね。
- いつもはすごく食べる子が急に食べなくなった
- 24時間以上食べていなくて水も飲めていない
- 嘔吐や下痢を繰り返している
- 元気がない、呼吸が荒い
といった症状など目に見えておかしい!と感じたときは猫ちゃんが病気になっている可能性が高いです。迷わず動物病院へ受診しましょう!
猫ちゃんもあなたも楽しくおいしく一緒に食事ができることが幸せなことです。
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