大切な猫とのお別れ:火葬と供養のながれを詳しく解説

猫コラム

※このサイトはアフィリエイト広告を利用しています

猫ちゃんが亡くなり火葬も終わった後に

  • 火葬後の遺骨はどう供養したらいいの?
  • マンションや賃貸だから庭に埋葬できない
  • 引っ越しが多いけれど、どこに埋葬すればいいの?

など、悩んでいませんか?

猫ちゃんを亡くしてからは、悲しむ間もなくやらなければいけないことがあります。

火葬後の供養についてはいろいろと方法があるので、家族でどのように供養するかを決めましょう。
火葬によって遺骨の供養方法が変わってきます。
遺骨の供養については注意点もあるので、今回の記事を最後まで読んでどのように供養するのかの参考にしてください。

飼い主さんが後悔のない供養方法を見つけてくださいね。

猫ちゃんの火葬方法について

猫ちゃんの火葬方法によって、遺骨の供養が変わります。
火葬も事前予約が必要なので地域の業者を調べておきましょう。
まずは、火葬方法の違いについて紹介します。

返骨される立会い個別火葬

個別火葬とは

  • 猫ちゃんを1体ずつ個別に火葬する方法
  • 火葬後に飼い主の手元に遺骨を返骨することが可能
  • 火葬をする瞬間まで猫ちゃんの遺体に寄り添うことが可能
  • 火葬の種類では費用がもっとも高くなる
  • 猫ちゃんを手厚く見送ってあげることができる

個別火葬は、費用はかさみますが長年一緒に過ごした猫ちゃんに寄り添った火葬ができます。

返骨をして手元で遺骨を供養したいときはこちらがおすすめです。

返骨されない合同火葬

合同火葬は他のペットとまとめて火葬します。
なので、猫ちゃんのご遺骨を
特定してお骨上げすることができないため、遺骨は手元に残すことはできません。
ですが、1体ずつ火葬する個別火葬に比べて、費用が抑えられるため
遺骨の返骨が必要ない方や費用を抑えたい方に向いています。
合同火葬の費用は平均的に15,000円~20,000円程度となります。

猫ちゃんの火葬後の供養方法

猫ちゃんを火葬した後、返骨された供養方法をどのようにすればよいのか分からないと
悩んでいる飼い主さんもいるのではないでしょうか。
火葬後の遺骨の供養方法もいくつかありますので紹介していきますね。

自宅の庭に埋葬する

自宅の庭に遺骨を埋めて自然に還す方法。
メリットは自宅に埋葬するのでお墓参りに行く必要がなくなるということです。
埋葬で注意する点は所有地以外に埋葬すると、違法となるので
埋葬する場合は必ずご自身の所有地に埋葬しましょう。
お骨を収納できるスペースを持った墓石も販売されています。

 

手元供養

遺骨を自宅のリビングなど家族がいつも見える場所で供養すること
猫ちゃんをいつも身近にかんじられます。
実は、私も手元供養で家族がいつも見える場所で供養しています。
この供養方法には注意点があります。
返骨された後に、骨壺にシリカゲルなどの乾燥材を入れて骨壺を密封すること。
火葬後の遺骨は湿気でカビが発生しやすいのだそうです。
そして、ペット用のお仏壇を用意するのもよいでしょう。
最近では、遺骨の一部をペンダントにしたりキーホルダーにして持ち歩く
飼い主さんもいます。

 

 

海や山に散骨する

散骨とは火葬後の遺骨を粉末状にして海や山に散骨する方法です。
  この方法は業者に依頼をして遺骨を粉末状にてもらいます。
ただし、注意点として

  • 自治体によっては散骨が禁止されている場所もある
  • 勝手な判断で散骨するとトラブルになる
  • 遺骨を粉末状にしてしまうと元には戻せない

散骨でのトラブルを防ぐためにも、散骨を請け負っている業者に相談をし、
依頼をすると安心です。

ペット専用の納骨堂に供養する

ペット専用の納骨堂で供養する方法は2種類あります

  • 他のペットも一緒に管理されている合同棚
  • 別々に保管する個別棚

納骨堂の使用については費用が伴ってきます。
ですが、飼い主さんの代わりに霊園のほうで遺骨の管理と供養を行ってくれるため
高齢の方や猫ちゃんの遺骨をきれいに管理したい方にお勧めです。
合同棚、個人棚で費用が変わってきます。

  • 合同棚で初期費用 5,000円~30,000円
  • 個別棚で初期費用 10,000円~300,000円
  • 納骨堂は初期費用だけでなく年間の管理費も必要

納骨堂は費用が長期的にかかってくるのと、ペット霊園によって
金額も様々なので霊園に問い合わせて家族で相談して決めることをおすすめします。

お寺のお墓に埋葬する

人間と同じようにお寺にお墓を建てる、または他のペットと一緒の合同墓で供養する
という方法です。どちらもお寺で供養をしてくれます。
ですが、注意点として合同墓はのちに手元供養したいと思っても遺骨の返骨ができない
ということです。なので、合同墓の場合はよく先のことも考えて決めましょう
そして、お墓を建てる場合はグレードによりますが、費用がかなり高額となります。
そして、さらに年間の管理費もかかることを覚えておきましょう。

まとめ:家族が納得できる供養の仕方を選択しよう

大切な猫ちゃんを亡くすということは、とてもつらいことですよね。
今回は、猫ちゃんの火葬後の遺骨の供養方法をいくつか紹介しました。

  • 遺骨が返骨され、お骨上げもできる立会い個別火葬
  • 遺骨の返骨がなく他のペットと一緒の合同火葬
  • 火葬方法によって遺骨の供養方法が変わる
  • 自宅の庭に埋葬する場合でも所有地以外に埋葬してはいけない
  • 手元供養は遺骨にカビが生えないように管理が必要
  • 散骨の場合はきちんと業者に相談し、散骨可能な場所に散骨をする
  • 納骨堂に供養する場合は初期費用と年間の管理費が必要
  • お寺にお墓を建てる場合は人間と同じく高額な費用がかかる

猫ちゃんが亡くなってからゆっくりと考える間もなく、火葬や供養を
決めていかなければなりません。なので、前もって家族で話し合ってみましょう。
火葬方法・納骨・返骨を含めて飼い主さんが後悔のない供養方法をしっかりと
考えてみてください。

コメント